あとがきとか。
今回（これの前には、「瑕疵」の方を書いてました）も長編になってしまいました。長い話にお付き合い下さった方にお礼申し上げます。
多少謎として残った部分は番外で補完するとして、とりあえず、本編は終わりです。
主人公と年について、だけ少し触れておきます。
主人公の飛鳥は26歳直前の25歳です。かなり酷い目に遭う主人公なので、それでも挫けない気力と自分を律する責任感や精神的な強さが必要です。トリップでは王道の10代にはまず無理（特殊な環境下であるならともかく）なので、年齢引き上げました。それでも、日本人の同年代にしては精神安定性が高いという設定です。
異世界と時間の流れ（年齢）が違うことに関しては、番外編に絡んでくるので割愛。
鬱々として暗い話でしたので、読む方も根気が要ったかと思います。
一般的に言えば、主人公のひとりであるジルギールは悪役です。RPGで言えば魔王にあたり、セルリアの人々は犠牲を出しながらも姫を守る正義の味方集団です。話の上では、セルリアの面々がさも非道であるように書いてますが、双方の抱える事情が異なるだけで、一方的な悪ではありません。
そのあたりがちゃんと書けていたかは、些か心配なところであります。
さて。では、幾つか番外編をアップした後はまた、更新停止状態になります。
それでは、長文失礼しました。
おまけ
